西条中央という地域は、西条駅と広島大学の中間地点にある住宅街です。1丁目から8丁目まであり、西条駅から広島大学までをつなげるブールバールという大きな通りの東側に2丁目・3丁目・4丁目・5丁目・6丁目、西側に1丁目・7丁目・8丁目があります。以前は山だったため、坂の多い地域です。
都市計画道路西条駅大学線地区(通称ブールバール)は、沿道は公共施設の建設に赤瓦などを用いた点が評価され、1997年に都市景観大賞に選定されています。
中央には、西条小学校と三ツ城小学校という2校の小学校、東広島市の運営する中央図書館という公共施設の他、スーパ・病院・飲食店・自動車学校など多くの商業施設や分譲マンションがあります。
広島大学の学生、近畿大学の学生、企業の社員寮、ファミリー層まで様々な方が住んでいるのがこの西条中央という地域です。
広島大学の学生も多く住まれており、大学の近くの下見という地域より家賃が安いこと、またバス通りに近く便利だと人気があります。広島大学までの距離は大体3~4キロです。日頃は自転車・バイク、雨が降った日はバスで通学される方が多いです。大学近くの下見という地域は非常に小さな街のため、下見以外の地域でアルバイトをされる方も多く、在学生の中には、アルバイト先に近い中央を希望される方も多いです。家賃相場は、広島大学近くの下見という地域で4万円半ばであれば、西条中央で、3万円半ばくらいになります。
また、平成29年10月1日より「のんバス」というバスが通るようになりました。東広島市の中心市街地である西条市街地において、学生や子育て中の方、高齢者、運転免許をお持ちでない方など、市民のみなさんの買い物や通院といった日常生活の移動を支えることや、来街者を増やしてより活気のあふれるまちにすることを目的とした循環バスです。この「のんバス」は西条中央も循環しています。乗車賃料は一律大人200円、子供100円。東広島にある大きなショッピングセンターゆめタウン東広島や、フジグラン東広島、ホットカモという温泉施設へ行くのにおすすめです。
ブールバール西側(1丁目・7丁目・8丁目)
ブールバール通りより西側の中1丁目・7丁目・8丁目は自転車通学をされる方に人気の地域です。ブールバールは山を切り開いて作られたため、西条駅から広島大学まで登り坂になっています。中央を過ぎると全く住宅がなく山を越えると広島大学があります。道路には、外灯もたくさんありますが、住宅がないため、人通りはあまり多くなく、坂道になっています。側道に自転車用のサイクリングロードがあり、車で通るよりかは坂道ではありません。
1丁目・7丁目・8丁目の西側にのびる332号線は平坦な道で、且つ住宅やアパートがずっと建ち並んでいるため比較的人通りの多い道です。広島大学までの距離もブールバールと変わらないため、1丁目・7丁目・8丁目に住まれている方は、332号線を通って自転車で大学へ通われる方が多いです。この332号線は、『下見街道』と呼ばれています。
ブールバール西側には、コンビニと飲食店、ドラッグストアー、病院、中央図書館がありますが、スーパーなどはありません。
ブールバール東側(2丁目・3丁目・4丁目・5丁目・6丁目)
ブールバール西側より広範囲になります。2丁目・3丁目は西条駅より、4丁目は375号線を渡ったところ、5丁目・6丁目が一番広島大学よりになります。
ブールバール西側より商業施設が多く、飲食店・自動車学校・病院・コンビニ・カラオケ店・インターネットカフェなど様々な施設があります。
また、4丁目のさらに東側の御薗宇という地域に大きなショッピングセンター、フジグランがあり、フジグランの中には映画館も完備されています。フジグランは東広島の中で一番大きなショッピングセンターで、土日は多くの人で賑わっています。フジグランへは、「のんバス」でも行くことができます。