生活をするためには、ライフラインの契約をしなくてはいけません。ライフラインには、電気・水道・ガスの3種類があります。
電気について
電気の開始の手続きは、中国電力に電話連絡が必要です。
オール電化物件に入居される方は、深夜電力でお湯を沸かすため、入居の1日前に電気の利用を開始すると、入居する日からお湯を使うことができます。その際、電力会社さんからブレーカーを上げることと電気温水器のタンクが空になっていないことを確認してくださいと言われますが、こちらは管理会社やオーナー様にてしてくれるところが多いです。
電気の開始の連絡先
中国電力(株) 引越専用ダイヤル 0120-519-730
水道について
水道の利用開始は、電話連絡は不要です。入居した時点で水は出るようになっています。入居した部屋の中、またはポストに水道局さんのハガキがありますので、ハガキに利用開始日と料金の支払い方法を記入し、郵便ポストに投函するだけでオッケーです。ハガキがなかった場合は、東広島市水道局さんに連絡をしてみてください。
水道料金の支払いは2か月に1回です。
水道料金には2つのパターンがあります!
上水道と下水道の料金が必要なパターン
上水道は、井戸水や山水でない限り、どの物件でも必要となります。
下水道料金が発生するところは、下水が通っている地域・建物のみです。比較的商業施設などが充実した地域では、下水が通っています。また下水工事は市が行っており、下水が整備されている地域は東広島市のホームページで確認することができます。ただし、下水が通っていても建物に導入する工事がされていないところもあります。
下水道が通っている建物は、家庭から出た排水は、そのまま地下を通り下水処理場に運ばれます。
上水道の料金のみが必要なパターン
上水道のみの料金しか発生しない地域・建物には下水が通っていません。家庭から出た排水は建物の下に大きな浄化槽というタンクがあり、ここで一度処理されます。
どちらのパターンか確認する方法は?
契約書類の中に重要事項説明書というのがあり、設備の中に、排水という項目があります。排水が公共下水になっていた場合は、下水道料金が必要な建物です。浄化槽となっていれば、下水道料金が不要な建物です。
また、契約前に確認したい場合は、仲介会社に確認すれば、すぐに教えてくれます。
その他、実際の建物の敷地にマンホールがたくさんある場合は、大体浄化槽が備わっている建物です。
ガスについて
ガスの利用開始には、必ずガス会社の方をよんで、開栓しなくてはいけません。そのため、引越しする日より前にガス会社に連絡し、〇月〇日の何時ごろに開栓に来てほしいという旨を連絡しなくてはいけません。それぞれ建物に指定のガス会社がありますので、指定のガス会社に連絡しましょう。指定のガス会社は仲介会社より契約書と一緒にライフラインの連絡先として渡されます。
ガス会社によっては、契約時に保証料として10,000円程度預け金が必要なところがあります。こちらは、ガスを解約した時にガス料金の滞納などがなかった場合は返金があります。
また、引越しシーズンや土日は、ガス業者さんも忙しく指定時間に幅を持たさないといけません。
ガスには2種類あります
プロパンガス
東広島の中では、ほどんどの物件がプロパンガスです。プロパンガスは、建物の共用部にガスボンベがあり、そこから各部屋に供給されま。一般的にプロパンガスは値段が高いと言われています。
都市ガス
2015年7月1日から東広島では、一部の地域で都市ガスが供給されるようになりました。現在供給されている地域は、西条駅周辺と西条中央という地域のみです。また、供給可能な地域でも建物への導入工事をされていないところがほとんどで、実質都市ガスが供給されている賃貸物件はほんのわずかです。都市ガスには、プロパンガスのようなボンベはなく、地下にガスの配管が通っており、そこから各家庭にガスが供給されます。プロパンガスの料金より2割安いと言われています。
プロパンガスと都市ガスを見分ける方法
契約書類の中の重要事項説明書の中にガスの種別という項目があります。そこにプロパンガスか都市ガスの記載があります。
また、契約前であれば、仲介会社に確認するとすぐに教えてくれます。東広島に都市ガス物件はまだ少ないため、都市ガスを導入している賃貸物件にはよく都市ガス物件という看板が掲げられています。